2011年09月06日

搬入おわりました。

すべての搬入が終わりました。
ほっとしたのもつかの間、明日9月6日は一つ目の松屋での展示が搬出です。
3つを同時に見ることが出来るのは実は明日だけでした。



matsuya18ninten.jpg

matsuya2.jpg

これが松屋の展示です。
金沢に住んでいた時の家の裏庭を描いた日本画です。左は鍛金ならぬ鍛デッサンです。
金沢を離れて、ずっと描きたいと思っていた裏庭の小さな空間を今描かなければならないと思って描いたものです。
草を振り上げて戦っているのは3年前のぼく自身です(笑)。枯草を持って小さな安全な空間で戦っています(悲)。




rashinban.jpg

rashinban2.jpg

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こちらは羅針盤の展示です。人物が僕のものです。
「化粧水をぬる人」100号「服を脱ぐ人」10号S「両手」10号Fを出品しています。
映っている人は出品作家の白水悠一郎(しろうずゆういちろう)君も映っています。花の作品は今とても売れている岩田壮平君です。牛と人物が入っているのは院展に出品している松村公太君です。



fujiyatenji.jpg

こちらは今日搬入展示があった藤屋画廊での展示途中の写真です。
手前の作品は「ひな壇の形をした時間」2m×4m 奥の作品は「午前2時の原野」2m×2mの150号の作品です。手前に座っているのは佐藤俊介さんです。また明日の初日にでも他の写真をアップします。
posted by せいわ at 01:38| 石川 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | アート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
鍛デッサン、いい絵ですね。会場へはうかがえませんでしたが、少々ベタながら(私が)、自画像・自己像の持つストックな美しさには惹かれるものがあるし、石崎さんに似合っているようにも感じます。あの家はこの夏の終わりに完全に取り壊され、いまは整地が終わった状態です。御存知かどうか。何度か、お知らせせねば、写真を撮って送らねば、と思ったのですが、その時はいつもデジカメを持っていないとか様々アクシデント続きで。ものは失われることで価値を持つのでしょう。こうした作品になることで、そう思いました。これが最も良いかたちだったとあらためておもいます。
Posted by 高橋半魚 at 2011年10月24日 16:39
コメントありがとうございます。あの家の事は人づてに少しだけ聞いておりました。あそこで過ごした時間が僕の中で特別な時期で、濃く感じられるだけに、なくなったのは寂しいと思うばかりです。あの時間の象徴のような絵を描きたく、あの鍛デッサンはまったく自分のための作品だと思います。またあまりにも北陸で描いていた期間が長く、こちらの風土で描くことに、まだ戸惑っているのか、思いが強くなったのだと思います。     土地がかわるというのは、想像以上に制作の根幹を揺さぶられるのだと改めて感じています。でもこんな事を感じられるのは悪くないと思います。
Posted by 石崎 誠和 at 2011年10月31日 09:43
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