
佐賀に来て驚いた事の一つ
呉福万博
佐賀市の呉服元町を中心にしたアートプロジェクトです。
しかも3年前から毎年行われています。
佐賀大学の美術工芸の学生を中心に卒業生や地域の作家を巻き込んだ複合型アートプロジェクトです。
学生が1年間かけて地域の人や作家をつなぎ、シャッターがおりる事が多くなった商店街を開拓しながらアートプロジェクトを展開します。
学生がプロジェクトを通して社会と関わり、交渉力を持ちつつ、新たな思考を獲得していく姿は見ていて頼もしくもあります。僕は授業の傍ら学生の様子を見ていることしか出来なかったのですが、今回町を実際に歩いて展示や運営している学生をみるとたくましくなっているように感じて少し驚きました。
このようなアートプロジェクトは持続する事の難しさもあり、関係者のなみなみならぬ努力の想像がつきます。ただこれらの行為が滞留していた空気を流動させ、町に新たなコミュニケーションを生み始めていることを少し感じました。そして作品展示と同時に見えてくる町の姿が何とも魅力的なのに驚きました。
来年から少しプロジェクトの形がかわりそうなことは聞いています。どのような形になっていくのか注視していきたいと思います。
明日24日まで
http://gofukubanpaku.web.fc2.com/2011/
日本画の3年生が2人出品しているグループ展
宇宙プロジェクトというグループの展示
これらの展示が行われている建物
その近くの旧銀行の建物。ここにも2つの展示とそして喫茶があります。
こちらは西洋画専攻の4年生矢ヶ部さんの個展。
同じ建物内。展示には使われていませんが、ここだったらどんな展示ができるかとついつい考えてしまいます。そんな場所がとても多い。
こんな長い通路もたまに見かけて魅力的です。
神社が町中によくあってかならず椎の木があります。
こちらの狛犬は表情が豊かな気がします。少しとりためてまたアップしたいと思います。
ごくごく一部にすぎませんが、継続して町中も見ていきたいと思います。