7年ぶりに日展に復帰しました。今国立新美術館に展示されています。
分かりやすいことに第一室の一番目に飾られています。
ずいぶん日展を敬遠して現代美術へと気持ちが向いていたのですが、そもそも団体展or現代美術という二項対立自体がおかしなものだと気づきました。実は日展に出品しないと決めた7年前のその瞬間に、自分が日展という枠(幻想)を作り上げていただけなのだと気づいてはいたのですが・・・。)
何かを強く見ようとしたときに抜け落ちるものが大きいということがあるように思います。ゆるやかに見ていきたいと思います。今後どんな作品を出品するのか、またはそれが受け入れられるのか楽しみですらあります。少し前まではこんな風にまったく楽に考えられませんでした。
とはいっても外から見るとやはり日展とは一つの権威ですので(中にいるとさらに内部にある権威を意識してしまって、まったく感じられないのですが)、外から眺めた経験を元にその点だけは気をつけて行きたいと思います。
むしろ現代美術を志す日本画の皆さん、または現代日本画を描こうと無所属でがんばっている皆さん、団体展に出してみませんか。きっと何かが変わっていくと思いますよ。
さて公募団体展に出品したことで早速いろいろなご意見をいただいていますが、この件に関しては、あまり言葉が先行しても意味がないことだと思いますので、今後作品で証明していきたいと思います。
お近くにお越しの際はご高覧お願いいたします。
第41回日展
国立新美術館
2009年10月30日(金) 〜12月6日(日)
【休館日】11月4日(水)、10日(火)、17日(火)、24日(火)、12月1日(火)
【観覧時間】10:00〜18:00(入場は17:30まで)
金曜日は10:00〜20:00(入場は19:30まで) ただし、初日10月30日(金)は18:00で閉場
なお光栄なことに全国6箇所(京都、名古屋、大阪、福岡、金沢、大分)に巡回する基本作品として選定されましたので、お近くに日展が来たときはぜひご高覧お願いいたします。またそのつどご連絡します。
posted by せいわ at 09:42| 石川 ☀|
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